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ちいさなサンタまちにいく

はるかとおく、ずっと北にサンタクロースの住む村がありました。
小さなサンタはここで森の動物たちにプレゼントを配っています。
ある日、町に住んでいる動物たちから手紙がきました。
「どうして ちいさなサンタさんは、
もりのどうぶつのところにしか いかないの?
そんなのひどいよ」

手紙を読んだ小さなサンタはどうにかして町にいけないものか考えました。
そして、森の動物たちと協力して町へ出かけることにしました。

私の好きな絵本のひとつです。
小さなサンタの優しい気持ちを森の動物たちが支えます。
だから大変な道のりでもみんなで協力すればこわくありません。
クリスマスの夜、お子さんと一緒に
小さなサンタの優しさに触れてみてはいかがでしょうか。

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◇ 文: アヌ・ストーナー
◇ 絵: ヘンリケ・ウィルソン
◇ 訳: 若松 宣子
◇ 出版: 岩崎書店
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by hanayuki_rei | 2009-11-30 22:12 | 児童書・絵本

ゆきがやんだら

しばらくは、クリスマスの絵本を紹介しようと思っていたのですが、
酒井駒子さんの絵本『ゆきがやんだら』の英訳『THE SNOW DAY』が
米紙ニューヨークタイムズの「今年の子どもの絵本最良の10冊」
に選ばれたことを期して、この絵本を紹介することにしました。

昨夜から降り続いている雪で幼稚園がお休みになった。
出張から帰る予定だったお父さんはで飛行機が飛ばず戻ってこられない。
家の中にはお母さんと2人っきり。
「ぼくとママしかいない、せかいみたいで。」
尻切れトンボのようなこの言葉に続けて言葉を考えてみた。
「ワクワクする」
「ドキドキする」
「ちょっと、こわい」
こんなふうに想像しながら読むのも楽しい。
うさぎの男の子、ゆきがやんだら、どうするのかな?

同紙8日付には、
「雪によって世界から取り残されてしまったようなほろ苦い孤独感が描かれている」
と評された。(11/28付朝日新聞より)
私には、孤独感と言うよりは
「静かに流れる2人だけの空間に存在する温かさ」が感じられた。
やっぱり駒子さんの絵本には静かな温もりがあると思った。

駒子さんは、これをうけて
「子どものとき、団地のベランダから見た雪景色を思い出して描いた本です。
雪の静かな日のどこにでもいる子どもの話が、
国を超えて受け入れられてとてもうれしい」
と語っている。(11/28付朝日新聞より)
同書は7ヶ国語に翻訳され、オランダ語版はオランダ図書宣伝協会主催の
銀の石筆賞を受賞している。

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◇ 作・絵: 酒井 駒子
◇ 出版: 学研
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by hanayuki_rei | 2009-11-29 17:38 | 児童書・絵本

神秘の泉

ここは深い森の奥の奥。
決して人が訪れることができない場所。
私が心の中で月のうさぎと会える場所がこの森です。

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深い深い森のなか
どうしてもたどりつけない場所がある
人はそこをめざすのに
見えない壁にはじきとばされる
その景色は心のもやが晴れたとき
感じる気持ちに少し似ている

作 ラピータ(敬称略)

アートメーターに掲載されています→神秘の泉
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by hanayuki_rei | 2009-11-28 19:52 | 月のうさぎ

よるくまクリスマスのまえのよる

クリスマスの前のばん、ぼうやは心配で眠れませんでした。
だって悪い子にはサンタさんはこないって。
おかあさんにしかられてしょんぼりしているぼうやに
よるくまが会いにやって来ました。
よるくまは、まっくろで胸にお月様が光っているくまのこで
ぼうやの友達です。
今夜、ぼうやとよるくまはどんな風に遊ぶのかな。

そして、ぼうやが安心して眠るころ、きっとサンタさんはくるはずです。

以前紹介した『よるくま』のクリスマスバージョンです。
よるくまとぼうやが友達になったいきさつが分かります。
私にもよるくまみたいな可愛いこぐまが来てくれないかな。
そうか、私には可愛いうさぎの雪がいるんだった。
私が悲しい時や不安なときはヨロシクね!雪。

酒井駒子さんの絵本には、静かな温かさがあります。
静かに進んでいくお話の中にふれあいの温もりがあるのです。
かわいいイラストにも温かさが表れていますね。

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◇ 作・絵: 酒井 駒子
◇ 出版: 白泉社
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by hanayuki_rei | 2009-11-27 20:15 | 児童書・絵本

子うさぎましろのお話

クリスマスがやってきました。
しろうさぎの子、ましろは一番さきにサンタクロースから
お菓子と飾りのプレゼントをもらいました。
ましろは嬉しくって、あっという間にお菓子を食べてしまうと
もっとプレゼントが欲しくなり、いろりの炭をからだにこすりつけ
黒いうさぎになって出かけて行き、今度は一つの小さな種をもらいました。
ましろは家に帰る途中、元の白いからだにもどろうとしましたが、
どんなにしても元のしろうさぎに戻ることができません。
黒いままでは、お家に入れてもらえないかもしれない。
そう思うとましろは悲しくなって泣き出しました。
ましろは自分がうそをついてプレゼントをもらったからだと思いつき、
この種を神さまに返すことにしたのでした。

ましろがとてもかわいいです。
プレゼントがもっとほしくて、変身するところや
うそをついてしまったことを反省するところなど
とても子どもらしいうさぎだなって思いました。
クリスマスにぴったりのかわいくて夢のあるお話です。

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◇ 文: 佐々木 たづ
◇ 絵: 三好 碩也
◇ 出版: ポプラ社
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by hanayuki_rei | 2009-11-26 23:13 | 児童書・絵本

コーギビルのいちばん楽しい日

もう一冊、ターシャさんの絵本を紹介したいと思います。
この絵本はコーギビルシリーズ三部作の完結編で、87歳で描きあげられました。
ターシャさんが過ごした子ども時代のクリスマスを描いたものです。

子どもたちはツリーに飾るキャンディーを入れる三角ぼうしを作ります。
天井に手作りのリースを飾りろうそくをともし、
アドベント・カレンダーを壁に掛けてクリスマスを楽しみに待ちます。

クリスマスまでは、セールがあったり、
教会のバザーがあったり、パーティーがあったりと楽しいことが続く毎日。
そして、クリスマス当日は大きなツリーにキラキラ光る赤や緑の飾り、輝くろうそく。
ツリーの下にはプレゼントがいっぱいです。
家族、親戚、友人たちと過ごす暖かいクリスマス、とても楽しそう。
クリスマスの前に子どもたちと一緒に読みたい絵本です。

外国のクリスマスと日本のお正月はよく似ていたように思えます。
子どものころ、家族総出で大掃除をしたり、お正月飾りをしたり
母や妹たちと一緒に買い物に出かけたり、
親戚達が集まって餅つきをしたりしたことや
除夜の鐘を聞いたあと父と一緒に初詣に行ったことなどを思い出しました。
大晦日のご馳走と元旦にもらえるお年玉がとても楽しみでした。
今ではこんなふうに家族でお正月を過ごすことって少なくなったのでしょうね。

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◇ 絵・文: ターシャ・テューダー
◇ 訳: 倉野雅子
◇ 出版: メディアファクトリー
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by hanayuki_rei | 2009-11-21 23:01 | 児童書・絵本

クリスマスのまえのばん

しばらくの間、クリスマスの絵本を紹介していきたいと思います。
クリスマスといえば、やはりはずせないのがターシャさんの絵本です。
この絵本はクレメント・ムアの詩『セエント・ニコラスのおとずれ』
(のちに『クリスマスのまえのばん』と呼ばれるようになりました)に
ターシャ・テューダーが、自分の家庭生活に置き換えて絵を描いたものです。

大きなクリスマスツリー、暖炉の前にかけられた靴下。
子どもたち、お父さん、お母さんも休みます。
家中がひっそりと静まりかえったクリスマスの前の晩、
動物たちがサンタクロースを迎えました。

優しく描かれたクリスマスの飾りで彩られた部屋の中、
月明かりに照らされた雪景色。
どのページもじっくりと見つめてしまうほどの美しさです。
サンタクロースを待つ家の「静」と
サンタクロースが家の中にやってきた時の「動」
の対比がうまく表現されていると思いました。

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◇ 詩: クレメント・ムア
◇ 絵: ターシャ・テューダー
◇ 訳: 中村 妙子
◇ 出版: 偕成社 
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by hanayuki_rei | 2009-11-21 22:51 | 児童書・絵本

光る風

黄金の草原で見つけた月の種。
大切なものがいっぱい詰ったキラキラと煌く透明な種です。
優しく育ててあなたに贈りたい。

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風が光の帯のように吹き抜ける
そんな荒々しい瞬間にも
あなたに届けたいものがある
伝えたい想いがそこにはあるから

作 ラピータ(敬称略)

アートメーター出品作品です → 光る風
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by hanayuki_rei | 2009-11-16 21:55 | 月のうさぎ

夢のかおり

空いちめんに広がる雲が月あかりに照らされて青く輝いています。
甘い夢のかおりをあなたに届けにやってきました。

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深い眠りで見る夢は
ふわふわと心地よい
「夢のかおりを覚えてて」
どこからともなく響く声が
一歩前に踏み出す
勇気まで与えてくれる

作 ラピータ(敬称略)

アートメーター出品作品です → 夢のかおり
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by hanayuki_rei | 2009-11-16 21:37 | 月のうさぎ

西表の夏の空

8月、台風が近くに来ていたせいで、不安定な天候だった。
朝早く歩いた浜辺は、 この日いちばんの いい青空をしていた

海辺を歩いていて、思うことは、
空ってこんなに広かったっけ?ってこと。
いつも見ている街なかの空は、
建物の隙間から、とても窮屈そうに見えるから。

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この作品は、アートメーター出品作品です → 西表の夏の空
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by hanayuki_rei | 2009-11-11 21:05 | SORA


うさぎと絵本のブログです。愛うさぎの雪のこと、読んだ絵本のこと、日々のことなど思いのまま綴ってます。楽しく読んでもらえたらいいな。


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