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シートン動物絵本 ぎざみみうさぎ / アライグマのぼうけん / スプリングフィールドのきつね

~ ぎざみみうさぎ ~
かあさんの いいつけを まもって うさぎの ぼうやは くさむらで
じっと おるすばんを していました。
すると、どこからか かさかさという おとが します。
「おや、なんだろう。」
ぼうやは くさの うえから そうっと かおをだしてみました。
すると、そこへ くろい へびが しゅるしゅるっと でてきて、
ぼうやに わっと とびつきました。

かあさんうさぎは、すぐにかけつけ ぼうやを助けてくれました。
でも、ぼうやのみみは、蛇にかまれて ぎざぎざになり
ぎざみみぼうや と呼ばれるようになりました。
かあさんうさぎは、ぎざみみぼうやが
大人のうさぎになるための勉強を、はじめました。
ぎざみみぼうやは、いろんなことを教えてもらいました。

ある寒い夜、お腹を空かせたキツネがえさを探しにやってきました。
その夜、悲しいことが起きました。

それから何年もたったある春の日、
野原でうさぎの家族が、楽しそうに遊んでいました。
そう、あのぎざみみぼうやが りっぱな大人になって
お父さんになっていたのでした。

母と子のお互いを思いやる気持ちが、伝わってくる切ないお話しです。
でも、たくましく育った子どもは、おかあさんに教わったことを
しっかりと自分の子ども達にも教えているのです。
その姿に 希望を感じることが できました。

~ アライグマのぼうけん ~
ギルダーがわに すむ アライグマの
こどもの ウェイ・アッチャは ぼうけんが だいすきです。

ウェイ・アッチャは、たくさん勉強をしてえさをとるのも、
洗うのもじょうずになりました。
ある時、もっと冒険がしたくなって遠くへ行ってみました。
そして、猟師のわなに捕まったのです。
かわいいアライグマは人間に飼われることになりました。
でも、いたずらが大好きなウェイ・アッチャは
ついに、猟師のもとにもどされて、狩の練習にされてしまうのです。
ウェイ・アッチャは、それからどうなってしまったのでしょう…

冒険好きないたずらアライグマ。
見た目の可愛さから人間に飼われますが、
そのいたずらに手をやく人間。
野生の動物は、やっぱり自然の中で生活するのが
一番なのだと、思わせられるお話です。

~ スプリングフィールドのきつね ~
スプリングフィールドの もりに、きつねの おやこが すんでいました。
ある ひ、きつねたちは にんげんに おそわれて、
こどもたちは つぎつぎ ころされ、たった いっぴき のこった
こぎつねも つかまえられて、くさりに つながれて しまいました。

それから、毎晩
おかあさんぎつねは、こどもをたすけようと、やってきました。
でも、鎖はかたく、こどもを助けてやることはできませんでした。

ある日、おかあさんぎつねは、こどもを助ける最後の手段を使ったのです。
それは、悲しい決断でした。

おかあさんぎつねの決断に、私はやりきれない想いを抱きました。
苦しみから 解放させてあげるには、その方法しかなかったのかもしれません。
人間が、自然を強制的に支配しようとするとどうなるのか、
その裏側を目の当たりにしたような気がしました。


これらのお話は、シートン動物記から抜粋され、
お子さんにわかりやすいように、短くまとめられたものです。
野生の動物達には、人間と同じく それぞれの生活があります。
親の思いもあります。
これらのお話を通して、子ども達に動物や自然との共存のあり方を
わかりやすく教えてあげてはどうかなと思いました。

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◇ 出版社: 小学館
◇ 文: 早野 美智代 ・ こわせ たまみ
◇ 絵: 樋口 大寒
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by hanayuki_rei | 2007-08-26 16:45 | 児童書・絵本

瓶詰めの虹 ~風向きはこっち~

友人の紹介で、初めて聞いた朗読会
前から興味があって、一度は行ってみたいと思っていたのが実現しました。

昨日、初めて赴いた公演は
朗読と音楽で空間をつくる グスト・デ・ピーロ を主催している松浦このみさんが、
新たに結成した U-35 瓶詰めの虹 の第1回目の公演 『風向きはこっち』 でした。

音楽と語り という世界を 初めて体験したのですが
「優しく美しい音色と声が、一体となって、優しいヴェールが 私をにつつみこむ」
そんな心地のよさを感じました。
そして、語り手の素晴らしい表現力とイメージどおりに表現された音楽によって
映像はないのに不思議と映像が見えてくるようになるのです。
段々と物語の世界に引き込まれていくのです。

U-35 瓶詰めの虹 は7人の語り手から構成されています。
瓶詰めの虹 といタイトルを考えられた方がメンバー唯一の男性、林 理幹さん。
今回の公演にあたり、瓶詰めの虹 をイメージして
ステージに飾られた大きな布を染めたり、フライヤーを作られたりと
美術を担当された方が近藤としこさん。
ということでした。

当日は、夕方から予定があり 最後まで朗読を聞けなかったのが
とても残念でした。
次回の公演も 「ぜひ、聞かせて頂きたい」 そう思いました。

今回の公演のプログラムの内容です。

 プロローグ 矢部 陽子さん
          「水のようなひと」  おーなり由子著 「きれいな色とことば」 新潮社刊

 櫻井美千さん 「やまなし」
           宮沢賢治著 「新編 風の又三郎」 新潮社刊
 原島千波さん 「ヨル」
           島本理生著 「シルエット」 講談社刊
 矢部陽子さん 「漫画研究部の恋」  「陸上部の恋」
           増田英彦著 「ますだおかだの漫才詩」 幻冬舎刊
 林理幹さん   「嚏(くしゃみ)」
           藤沢周平著 「霧の朝」 新潮社文庫刊

☆ 前半のメンバー紹介  

   ~ 休憩 ~

 近藤としこさん 「調律師のるみ子さん」
           いしいしんじ著 「雪屋のロッスさん」 メディアファクトリー刊
 矢部陽子さん 「吹奏楽部の恋」  「山岳部の恋」
           増田英彦著 「ますだおかだの漫才詩」 幻冬舎刊
 妻沼絢子さん 「スイート・ラバーズ」
           江國香織著 「つめたいよるに」 理論社刊

☆ 後半のメンバー紹介

 青木邦枝さん 「Lost Tern」
           ブルック・ニューマン著 五木寛之訳 集英社刊

 
 エピローグ 矢部 陽子さん
          「きもちの色」 おーなり由子著  「きれいな色とことば」 新潮社刊

高橋 在也さん   ピアノ・サウンドエフェクト
松浦 このみさん プロデュース

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by hanayuki_rei | 2007-08-26 15:16

ミニ水族館

新しい仲間が増えました。
ピクシーシュリンプです。
先日、よく行く雑貨屋さんで見つけました。
しばらく迷ったのですが、まりもの緑ピクシーシュリンプの赤 のコントラスト
そして、この丸い小さな水槽の形が可愛いので つい購入してしまいした。

このミニ水族館、お気に入りのガラステーブルの上に
ちょこんと乗っています。
えさをやることもなく、このままの状態で、まりもピクシーシュリンプ
共生できます。
水温さえ気をつけていれば、簡単に飼育可能なところが 私向きかな。
詳しい飼育方法などは、こちらで確認できます → ピクシーシュリンプ

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全体はこんな感じ
小さな まあるいガラスの水槽
大きさは 直径 約65mm


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 この水槽の中に
 小さなピクシーシュリンプたち
 おっきいの(約5mm)と
 ちっさいの(約2mm)の
 2匹が 住んでいます
 時々まりもの上に、
 ちょこんと乗っています♪
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by hanayuki_rei | 2007-08-23 23:01

赤いぼうし

わたしは ぼうしやさんです。
赤いぼうしと 白いぼうしを もっています。
こどもが 目を つぶっているあいだに
ぼうしを かぶせるのが しごとです。

帽子屋さんは かげぼうしさん(あなた)と男の子と女の子に
帽子をかぶせていきます。
そして、誰が何色の 帽子をかぶっているかを 当てる という
クイズのような お話の流れになっています。
次々と問題が出されていき、それが 段々と難しくなっていきます。
最後の問題は、お話の中に 答えはでてきませんが、
じっくり考えると わかるように なっています。
でも 「どうしても、答えがわからない」 という人は、
最後のページに解説がありますので、
そちらを読むと わかりやすく解説されていますので 安心してください。

実は、この絵本は 数学の絵本なのです。
数学と言っても難しいものではなく
絵と簡単な文で 楽しみながら学べる絵本といった感じです。

この絵本は、以前に 新聞に紹介されていて、ぜひ 欲しかった一冊でした。
いつか注文しようと 思っていたのですが、先日、書店で発見!!
嬉しくて 迷うことなく購入しました。

子ども から 大人まで、数学が苦手な人も そうでない人も
きっと、楽しめるはずです。
読んで数学の美しさ、楽しさを知ってもらえたら 嬉しいです。

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◇ 出版社: 童話屋
◇ 文: 野崎 昭弘 
◇ 絵: 安野 光雄
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by hanayuki_rei | 2007-08-23 14:06 | 児童書・絵本

おつきさま

のはらの いえの まどから おんなのこが
よぞらを みあげて いいました。
「どこかで だれかさんも みているかなあ。
きれいな きれいな おつきさま」

お月さまは空の上から見ていました。
みんな、お月さまに向かって話しかけたり、願ったりしています。
お月さまみていると優しい気持ちにもなります。

お月さまは、いつでも私達を見守っていてくれて
何か話しかけてくれるのを待っているのかも知れません。 
今日も、まあるい光はどこかで私達を
優しく照らしてくれているんだろうな。
ほんわかと優しい気持ちにさせてくれる絵本でした。

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◇ 出版社: フレーベル館
◇ 作: やすい すえこ 
◇ 絵: 葉 祥明
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by hanayuki_rei | 2007-08-21 23:17 | 児童書・絵本

はらぺこあおむし

「おや、はっぱのうえにちっちゃなたまご。」
おつきさまが、そらからみて いいました。
おひさまが のぼって あたたかい にちようびの あさです。
ぽん! と たまごから ちっぽけな あおむしが うまれました。
あおむしは おなかが ぺっこぺこ。
あおむしは、たべるものを さがしはじめました。

はらぺこのあおむしは、月曜日から日曜日までいろんなものを
食べ続けます。
そして大きくなったあおむしは、綺麗な ちょうに大変身。

リズミカルに進んでいく物語。
ちょっとした仕掛けもある楽しい絵本。
起承転結がはっきりしていて、わかりやすいお話です。
ぽん! とか ぺっこぺこ とか言う 弾むような言葉が
よりいっそう 楽しいものに しているような気がします。
それと 色鮮やかなエリック・カールの絵も、きっと子ども達にとっては
魅力的なんでしょうね♪

あまりにも有名すぎて読むのを控えていたのですが、
読んでみてよさがわかりました。
大人がよんでも楽しくなりますよ。
子どもへの絵本選びに迷ったら、ぜひ この絵本を選んでみてはどうでしょう。
間違いなく喜ばれると思います。
私の 4才の姪も、だ~いすきな 絵本です。

それと、子どもって虫が好きですよね~
私も子どものころ、あおむし、ちょう、バッタ や キリギリス、
カエルやおたまじゃくし(カエル、おたまじゃくしは虫ではありませんが…)
などを 捕まえてきたり、捕まえてもらったりして 飼っていた記憶があります。

この絵本の関連で、『私だけのはらぺこあおむし』 という塗り絵の絵本が
同出版社から出ています。
はらぺこあおむしを読んでもらったあとは、
親子で塗り絵も 楽しいのではないかと思います。

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◇ 出版社: 偕成社
◇ 作: エリック・カール 
◇ 訳: もり ひさし
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by hanayuki_rei | 2007-08-20 16:30 | 児童書・絵本

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 私にひっしに しがみついていますA^^;





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 ピースサイン





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 まぁ~るいぼんぼり





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 しっかりと 地に足をつけて 力強く踏み出そう!  ( ちょっと爪が伸びてますね…A^^; )
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by hanayuki_rei | 2007-08-19 20:01 | うさぎ生活

かわいそうなぞう

上野の動物園の にぎやかな広場から少しはなれたところに
動物達のお墓があります。
あまり気が付く人はいないようです。

あるひ どうぶつえんひとが、その いしのおはかを しみじみと なでまわして、
わたくしに、かなしい そうの ものがたりを きかせてくれました…

日本とアメリカが戦争をしていた頃のことです。
動物園の動物達は、激しさを増す戦争で、動物園が壊れ
動物達が街で暴れださないようにと 毒殺されることになったのです。
ライオン、トラ、ヒョウ、クマ、ダイジャ、そして3頭のゾウたちも…
ゾウの大好きなジャガイモに毒入りのジャガイモをまぜて食べさせようとしましたが
利口なゾウはそれらを食べません。
毒薬を注射しようとしましたが、皮膚の皮が厚くて注射針が折れてしまいます。
かわいそうに、、ぞうたちは餓死させられるという残酷な選択を強いられたのです。
とうとう、ゾウたちは次々と死んでしまいました。

この3頭のゾウたちも動物園のお墓の下で静かに眠っています。

この話を読み終えて、むなしさと悔しさで、涙が止まりませんでした。
先日、千の風になってのシリーズ化されたドラマでゾウのはなこのお話が
放映されました。
実話に基づいたこれらのお話は、ただ単にかわいそうなお話として捉えるのではなく
命の尊さを考えなくてはいけないのだと思います。
どんな生物にも生きる権利があります。そして役目があります。
人間の都合で意味なく亡くなっていく命は、戦争が行われている国はもちろん
一見 平和な日本でも絶えません。
どうか、どうか命の大切さを尊さを忘れることなく、親から子へ子から孫へと
引き継がれていくことを願ってやみません。

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◇ 出版社: 金の星社
◇ 文: つちや ゆきお
◇ 絵: たけべ もといちろう
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by hanayuki_rei | 2007-08-19 19:15 | 児童書・絵本

鳥の巣みつけた

山のなかの小さな家にすんでいる男の人は、木が大好きで
家のまわりに木を植えています。
ある日、木を植えていたら やぶの中で 古い鳥の巣をみつけました。

このことがきっかけで、男の人は 家のまわりはもちろんのこと
日本やいろんな国の鳥の巣を調べることにしたのです。

図鑑のような内容なのに、物語性をもたせ
どんな鳥がどんな巣を作っているのを わかりやすくさせて、
楽しめながら学習できる絵本といった感じです。

いろんな鳥達がいろんな形の巣を作っていて、とても興味深く読むことができました。
最後にさりげなく伝えているメッセージが、鈴木さんの温かい絵と共に、心に残っています。

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◇ 出版社: あすなろ書房
◇ 文・絵: 鈴木 まもる
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by hanayuki_rei | 2007-08-14 19:51 | 児童書・絵本

うみをわたったこぶた

おかあさんを亡くしたさびしいこぶた。
そのさびしいという気持ちすら わからないほど幼いこぶたは、
どこへとも知らずに歩いていました。

そんな中 こぶたは、白いちょうちょに出会いました。
そのちょうちょは、こぶたに色んなことを教えてくれます。
こぶたは おかあさんのことを思うようになりました。
そして時々 現れては消えていくちょうちょの話を聞いて
こぶたは 更にいろんなことを思うようになっていったのでした。

歩き続けているうちに、こぶたは海辺に着きました…
そして、こぶたは海をを渡ったのでした。

ちいさくて何にも知らないこぶたが、いろんな出会いの中で
いろんなことを教わっていく。
こぶたは自分。
地球というお母さんの中で、いろんなことを学び試練を乗り越え
私たち人間は生きているんだと思いました。

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◇ 出版社: 岩崎書店
◇ 文: 木崎 さと子  
◇ 絵: 黒井 健
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by hanayuki_rei | 2007-08-13 14:44 | 児童書・絵本


うさぎと絵本のブログです。愛うさぎの雪のこと、読んだ絵本のこと、日々のことなど思いのまま綴ってます。楽しく読んでもらえたらいいな。


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